カードキャプターさくら
――シンデレラになんでサバの缶詰が出てくるんだ?
ジャンル: ファンタジー、魔法少女
通称:CCさくら、カーキャプ
木之本桜は、私立学校の友枝小学校に通う小学4年生。父・藤隆と兄・桃矢と3人暮らしで、兄の親友・雪兎に憧れている。ある日、藤隆の書庫で不思議な本を発見する。すると、その本から封印の獣ケルベロス(ケロちゃん)が現れた。その本は、魔術師クロウ・リードが作った魔法のカード「クロウ・カード」が入っていたが、既にこの世界に解き放たれてしまっていたのだ。封印が解かれるとこの世に「災い」が訪れるというクロウカードを回収するため、さくらはケルベロスによって「カードキャプター」にされ、ケルベロスや親友・知世、クロウの血縁の少年・李小狼(リ・シャオラン)と共に、クロウカードの起こした事件を解決しながら、カード集めに奮闘する。
評価
ストーリー :★★★★★ 意外性 :★★★★★
キャラクター :★★★★★ アクション :★★★★☆
世界観 :★★★★★ ギャグ要素 :★★★★☆
評論家気取れ度:★★★★★ 音楽 :★★★★★
見切り基準:4話
感想
世に名高い人生ブレイカ―。話の完成度もさることながら、未だに語り継がれる戦犯は時代を先取りしすぎた自由すぎる恋愛描写がすさまじい。今の、作中では綺麗に描かれているため全く気にならない。一応そうなってしまったことにいくつかはちゃんと理由があるのだが、それにしても無茶しすぎ。今の20代後半以上は確実に何かに目覚めている。
典型的な尻上がりスト-リー。物語が本格的に動き出すのは25話を過ぎてからだが、そこに至る過程があってこそ。まあ1話1話が面白いのでとばす必要もないのだが。
ロリ向けと勘違いされがちだが、児童向けの作品である。プリキュアのように最初から大きなお友達をマーケティングに入れていた訳ではない。なによりNHKでの放送で、そもそも原作は少女漫画。それも当時は男女問わず児童にぶっちぎりの人気を博したほど。偏見はよくない。なにより見ればわかるが一番可愛いのは小狼。最終話でさくらがぶっちぎりで可愛くなるけど、第2章では小狼がメインヒロインしてるくらいだもの。
劇場版第1作は第1期と第2期の間のストーリーで、さくらたちは小学4年生の冬休み。2作目は最終話の続編なので見るタイミングを間違わないようにしよう。
劇場版:劇場版カードキャプターさくら
劇場版カードキャプターさくら 封印されたカード
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原作:漫画『カードキャプターさくら』CLAMP
監督:浅香守生
構成:大川七瀬
制作:マッドハウス
音楽:根岸貴幸
話数:70話